直木賞そうなんだ

 昨日の直木賞発表を受けて、北海道のメディアはすこしはしゃいでいます。

さきほど見ていたニュースでは出身地の町長が登場し、受賞作家と高校の同学

であると紹介されたり、帯広の書店では作品がすでに品切状態とのことです。

やっぱり直木賞の力は大きいな。当方はもちろんこの作家さんのことは知って

おりませんでした。

心淋し川 (集英社文芸単行本)

心淋し川 (集英社文芸単行本)

 

  経歴を見ましたら、2005年に日本ファンタジーノベル大賞を受けて有名

になったようであります。ファンタジーノベル大賞といえば、矢川澄子さんが

選考委員をされていましたが、西條奈加さんが受けたときには矢川さんは亡く

なっていましたです。

金春屋ゴメス (新潮文庫)

金春屋ゴメス (新潮文庫)

 

  北海道がはしゃいでいるのは、北海道関連で直木賞三連勝となるからだそう

です。いまさらながらでありますが、言われてみたらそうでありました。

ちなみに前回受賞作は馳星周さん「少年と犬」で、もちろん道産子さんです。

その前は誰だっけなですが、川越宗一さんの「熱源」でこちらはテーマが北海

道にからむことです。ついでにちょっと前に直木賞を受けて、最近に映画化され

た桜木さんのことまでが話題にあがることにです。 

 ちょっと北海道人は誇らしく思うのでありますが、残念なことに当方はどれも

ちゃんと読んでおりませんです。(「熱源」だけは流し読みしたのですが)

【第163回 直木賞受賞作】少年と犬 (文春e-book)
 

 

ホテルローヤル (集英社文庫)

ホテルローヤル (集英社文庫)

 

  

【第162回 直木賞受賞作】熱源 (文春e-book)

【第162回 直木賞受賞作】熱源 (文春e-book)