昨日の直木賞発表を受けて、北海道のメディアはすこしはしゃいでいます。
さきほど見ていたニュースでは出身地の町長が登場し、受賞作家と高校の同学
であると紹介されたり、帯広の書店では作品がすでに品切状態とのことです。
やっぱり直木賞の力は大きいな。当方はもちろんこの作家さんのことは知って
おりませんでした。
経歴を見ましたら、2005年に日本ファンタジーノベル大賞を受けて有名
になったようであります。ファンタジーノベル大賞といえば、矢川澄子さんが
選考委員をされていましたが、西條奈加さんが受けたときには矢川さんは亡く
なっていましたです。
北海道がはしゃいでいるのは、北海道関連で直木賞三連勝となるからだそう
です。いまさらながらでありますが、言われてみたらそうでありました。
ちなみに前回受賞作は馳星周さん「少年と犬」で、もちろん道産子さんです。
その前は誰だっけなですが、川越宗一さんの「熱源」でこちらはテーマが北海
道にからむことです。ついでにちょっと前に直木賞を受けて、最近に映画化され
た桜木さんのことまでが話題にあがることにです。
ちょっと北海道人は誇らしく思うのでありますが、残念なことに当方はどれも
ちゃんと読んでおりませんです。(「熱源」だけは流し読みしたのですが)