くれそうでくれない

 こちらは秋も終わりに近づきつつあって、おひさまの落ちるのが早くなって

います。紅葉の見頃はあとすこしでありましょう。今年は先日に雨と風が強く

てだいぶん葉っぱが落ちてしまいましたので、あまり期待ができないことです。

そうはいいながら、今年のも記録しておかなくてはと、まちの紅葉の名所に足を

運ぶことになりです。

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 もうすこし葉っぱがついていましたら、色にメリハリがつくのですが、これは

残念です。夏の暑さと秋になってからの気温の差とか、台風にあたらないことと

か、いろんな条件によって、紅葉は出来栄えに差がでます。

 本日に足を運んだのは16時に近くなっていましたが、まだおひさまは落ちきっ

ておりませんでした。冬至までまだ二ヶ月ほどありますが、どんどんと日が落ちる

のは早くなることです。思わず「くれそうでくれない」という歌が浮かんできまし

た。

 「くれそうでくれない」というのは、曲名ではないのですが、皆さん曲名よりも

この出だしのフレーズのほうが記憶に残っているでしょう。歌っていたのは南沙織

さんで、あれは筒美京平さんの曲だったかなと検索をしてみることにです。


人恋しくて / 南 沙織

 これの作曲は田山雅充さん、作詞は中里綴さんとありました。中里さんて誰だっ

けとこれまた検索をして、江美早苗さんのペンネームであることを思いだしまし

た。

 中里綴さんこと江美早苗さんは1988(昭和63)年3月5日に悲劇的な最期をむか

えたとあります。これまたすっかり忘れていることですが、江美さんのお住まいは

品川区上大崎でありまして、そのマンションで別れた夫によって殺されたのでした。

 品川区上大崎というのは、目黒駅があるあたりでして、下目黒大鳥神社近くの

アパートに住んでいた当方は、いつも使う駅近くでそんな事件があったのかと思い

ました。

 曲のタイトルは「人恋しくて」となりますが、なんとも秋になると聞きたくなる

ことです。