数日前から朝晩にストーブをつけることになりました。数日前の最低気温は
2度でしたので、これは無理して我慢することはないとストーブの出番となり
ました。本日は朝に5度、日中は16度ほどまであがりましたので、ストーブの
出番はなしです。
この時期は風邪をひいても、なかなかやっかいなことになりますので、寒い
と感じましたら暖を取ることにしなくてはです。
午前には、いつものコースを80分ほど早足で散歩することになりです。汗を
かいて代謝をあげますと、風邪もひきにくくなるでしょう。そう思いたいこと
です。
午後からは買い物にいったついでにブックオフに立ち寄ることになりです。
ブックオフでは何冊か手にとってながめることになりましたが、一緒にいった
家人はベニシアさんの本を、当方は予算内でおさまる沢木耕太郎さんの本を
二冊買うことになりました。
沢木さんのものは、文藝春秋80周年記念出版としてでたノンフィクション
全9冊の端本。当方の予算からはみだすものも何冊かあったのですが、これは
しばらく注視して、予算内におさまるのを待ちましょう。その前に売れたら、
それはそれでめでたしです。
以前も購入したものがあって、それはほとんど読めていないのです、沢木
さんのものは読まなくてはという気分がどこかにあるのでしょう。
本日購入のものは、「激しく倒れよ」と「オン・ザ・ボーダー」の二冊に
なります。
「激しく倒れよ」は、代表的な作品集である「敗れざる者たち」のほとんど
と、その後に書かれたもので一冊になっています。
当方にとっての沢木さんといえば、ほとんど「敗れざる者たち」しか知らない
のでありまして、それも「さらば、宝石」という文章に惹かれたのでありました。
沢木さんが、このEという野球選手を取り上げなければ、忘れられた選手となった
ことでしょう。
このEという選手は、当方にはその後の日本の球界でスーパースターとなって、
USAの野球リーグでも成功をおさめた鈴木一朗さんと重なるのでありました。
野球への取り組み姿勢が求道者のようにも思えることから、鈴木選手がEさんの
ようにならなければいいがと思ったことです。
鈴木さんの本は結局は心配に及ばずでありまして、これはEさんがプロ野球
選手として活躍した1960年代と鈴木さんの活躍した2000年代という生きた時代
の違いでもありますでしょう。
もう一冊の「オン・ザ・ボーダー」は、タイトル通りで、辺境の旅行記となり
です。沢木さんの本を読んでバックパッカーにでかけた人もいたでしょうが、
当方はまったくもって腰が重かったことです。