だいぶ歩きやすく

 今年は例年よりも雪が多いのですが、当地はもともとあまり雪が降らないところで
あるせいもあり、鳥取あたりの雪景色をみましたら、驚いてしまいます。例年の10倍
ほどの積雪とのことですから、これは市民生活に影響がでないわけがないですね。
ニュースで見る限りでは、雪がべちゃべちゃになっているようですから、凍ってつる
つるにはならないのでしょう。
 こちらは、しばらく雪が降っていませんので、道路は路面がでて、歩道もがちがち
に凍っていたのが、とけてだいぶん歩きやすくなってきました。このところ散歩も
できていなかったので、久しぶりの散歩です。
 30分ほど歩いたあと、いついっても収穫のない近所の本屋へと立ち寄りました。
先日にネットを見ていましたら、沢木耕太郎さんが藤圭子さんへのインタビューした
ものが文庫になったとありまして、これが見つからないかと思ったのです。
当方はほとんど沢木さんのものは読んでいなくて、新聞で連載されていた小説なども
掲載されているのは知っていても読む事なしでした。
 先週でしたか「徹子の部屋」を見ていましたら、昔のVTRを編集して見せていて、
そこにお元気な頃の藤圭子さんが、うれしそうに当時13歳の娘さんについて語る姿が
ありました。その当時の藤圭子さんが、どのような活動をしていたのかはわかりませ
んが、彼女のことを才能ある娘の母として終わらせてしまうのは、同世代として残念
なことです。
 そんなこんなで、これが気になったのでした。

流星ひとつ (新潮文庫)

流星ひとつ (新潮文庫)

 当方の探している本が見つかったためしのない書店でしたが、ラッキーなことに
これがあって、無事に入手することができました。これを手にして、ぱらぱらと
ページをめくることになりました。インタビューを重ねるうちに、沢木さんと藤さん
の間には恋愛感情が生まれたということですが、そういうげすな興味もあって、げす
な読書となりそうです。