2006年10月のことか

 2006年10月というのは、どういう時代であったのかな。

今からたった14年ほど前というのに、この間のインターネットの普及と

グローバリズム化は、すごいことであります。

 当方は、普通よりもちょっと早くに電話通信でニフティサーブに加入して、

それで数年やっていたのですが、これは電話料金が気になって、ほとんど

メール以外には使うことがなしでした。

 そのあと定額のADSL(その時代は、これがブロードバンドといわれた)

に乗り換えて、そして現在は光接続であります。

はてなでのダイアリー(今はブログに一本化されたが)で「本をねころんで」

を始めたのは2007年1月(これの前に数日間ヤフーでブログをやってみた

のですが、これは使えないので、そこに記したものごと、はてなに引っ越し

しました。)でありまして、それから13年になります。

 2007年当時にはブログで写真を使うにしても、そんなに大きなサイズの

ものを貼り付けることはできずで、現在考えると隔世の感がありです。

まして動画なんてのを自分で編集するなんてのは、13年前にはよほどの人

であったはずで、動画の普及というのは、とりもなおさず光接続による通信

の高速化のおかげです。

 まさかまさか、ネット世界に注ぎ込まれる広告費が、電波業界より(まして

紙媒体は)も大きくなるとは思ってもみなかったことです。

それで2016年10月の記憶です。そのころに若い人がつくりだした「you-

tube」という仕組みをgoogleが大枚はたいて買ったというニュースを聞い

て、そうなのか「you-tube」というのは、そんなに画期的なのかと思ったもの

です。

 それが、いまや子どもたちのあこがれの仕事の一つがyou-tuberというの

ですからね。年よりもむしろ幼稚園から小学生の子どもたちのほうがこれに

親しんでいる人は多いでありましょう。

 最近のように外出自粛でというキャンペーンが進むと、放送局に集まって

番組をつくるということができなくなりますので、過去のものを再放送するか、

映画を流して放送時間を確保するしかなしです。

 そういう事態が発生することを予感していたかのように「you-tube」のほう

は元気がよろしいようで、ほんと有象無象の多チャンネル化であります。

当方は、この時期に限って公開される特別な動画を見物しているのですが、

これまで大きな力を発揮していた放送業界も、この事態をきっかけにネット

にやられてしまって、斜陽にむかっていくのかもしれませんですね。

 昨日に放送があった山下達郎さんのラジオ番組は、初めての試みで、

半蔵門の放送局にスタッフも山下さんも出かけることなく、在宅で打ち合わ

せをしながら、番組を作ってオンエアまでもっていけたといってました。

こういうのは、山下さんの番組だからできるのかもしれませんが、TVとくらべ

るとラジオのほうが、しぶとそうであります。(山下さんの番組は四月から

メインスポンサーが変わったのですが、これが番組のイメージではないで

すね。古くからのリスナーにとって山下さんの番組のスポンサーといえば、

ジャックスさんしかないですよ。)

 とはいいながら、苦戦しながら作られた番組で、最近一番元気づけれた

のは、スカパラさんとaikoさんが一緒にやっていた歌。当方はいくつかの

番組で見ることができたのですが、一番よかったのはTV朝日でのライブ。

そこでaikoさんは、スカパラ谷中さんが作詞した「新しい朝を迎えようよ、

朝がこない 夜はないよ」とを歌っていました。

 本番一度きりの歌でありますので気合がはいっていて、さすがaiko

思ったのですが、この動画はもちろん公開されていませんので、

you-tubeにあがっているオフィシャル動画を見てもらうことにしましょう。

 今年はブルーデイジーを買ってきて育てることにしますぞ。


「Good Morning~ブルー・デイジー feat. aiko」Music Video / TOKYO SKA PARADISE ORCHESTRA