朝 新聞を買いに

 12月に入りますと新聞読書欄は、書評子による「今年の三冊」を掲載するのですが、
毎日新聞は、本日から二回にわけてとなります。
 そんなわけで、朝のうちに近くのコンビニまで毎日新聞を買いにいきました。一番
近くのコンビニは毎日新聞の取り扱いがなく、その次に近い店は、一部しか入らない
ようなので、残っているかなと思いましたが、無事に購入することができです。
 最近は、ほとんど毎日新聞読書欄をチェックしていないので、どのような書評子が
いるのかわかっておりませんが、文学系の人といえば、次のような面々。
 荒川洋治池内紀池澤夏樹、井波律子、江國香織角田光代鹿島茂川本三郎
鴻巣友季子、小島ゆりか
 五十音順でありますので、さ行以降の方々は次回となります。
 それにしても、さすがなかなか良い書評子の面子でありますね。この十人があげて
いる本では重複しているものはありませんでした。これはなんとなく良かったこと。
当方が購入したものであがっているのは2冊でした。
 今回のリストを見て、そうなのかと思ったのは、池内紀さんがあげている、次のも
の。

新約聖書 訳と註 1 マルコ福音書/マタイ福音書

新約聖書 訳と註 1 マルコ福音書/マタイ福音書

 聖書の新訳なんて、当方にはほとんど縁のない世界なのでありますが、田川建三さん
によるものは、今年の毎日出版文化賞を受けたのだそうです。
当方が読んでいる松家仁之さんの「光の犬」には、ちょうど真ん中あたりの見開きの
ページに、この田川訳マルコとヨハネ福音書から、短い引用がありまして、それで、
当方は田川訳というのは、このように使われるのだと知ったのであります。
光の犬

光の犬

 そういえば、角田光代さんが「光の犬」をあげていました。
 経済学の伊東光晴さんがブレイデイみかこさんの「子どもたちの階級闘争」をあげ
ていました。「みすず」に連載されたものをまとめたものですが、連載時にまったく
読んでいなくて、今頃になってバックナンバーをさがしだし、「図書」に連載中のもの
を読んだりしています。なんと迂闊なことか。 次週は、どのようなものがあがってくるのか楽しみなことで。