初荷到着せり

 本日は午前は雪で、午後からは晴れとなりです。この週末は散歩にでなく

てはと思っておりましたが、これは雪をさけて、晴れ間がでてからとしました。

80分ほどの散歩から戻りましたら、水色の包にはいった郵便物が届いて

おりました。この色の包とは、編集工房ノアさんが使っているもので、というこ

とは新刊ができたのかなと、開封することになりです。

f:id:vzf12576:20200111183915j:plain


 おおあたりで編集工房ノアさんの「山田稔自選集 2 」が在中です。

は、奥付をみましたら、2020年1月15日発行となっていました。

ありがたい新春プレゼントであります。本の装丁は、シリーズの一冊目と同様で

すが、今回の帯には堀江敏幸さんの推薦文がありました。(これはこのための

ものでしょうか。調べはついていませんが、ちょっと気になること)

「 山田稔が固有名であると同時に、

 ひとつの文学ジャンルであることは、

 もはや疑いようがない。

 堀江敏幸     」

 小説ともエッセイとも読めるけども、そんな区分は必要なしで山田稔の散文と

いうだけで十分であります。

今回の「自選集 2」でちょっと残念なのは、著者の初出についてという文章が

ないことでありますね。どちらにしても、今回の集にまとめられた文章が収録され

ているであろうものを寄せてくることになりです。すべてノアの本であったかな。

 ということで、編集工房ノアさん年明け早々にありがとうございます。

この自選集の続刊は2020年7月刊行予定とありました。これも楽しみに待つこと

にいたしましょう。