さあー週末だ

 お正月からこちら動くこと少なく、食べることが多いものですから、必然的に

腹がでて、体重が増えるということになりです。筋肉は嘘をつかないという先生の

話によりますと、2キロくらいであれば、みっちりと歩くとすぐに落とすことができる

とのことでした。

 平日はなかなかみっちりと歩くことができませんので、週末は節制し、早足で

の散歩にして減量につとめることにします。月末には健康診断を控えております

し、その直前には飲み会なども予定されていて、どうなる減量です。

 とにかく、この週末から月曜までにみっちり歩いて、本もすこし読むことにしま

しょうぞ。

 この週末で読んでみたいと思っているのは、先日に図書館から借りてきたもの

となります。背表紙にある書名を目にしたときに、これは昨年末に目にした「今年

の三点」に誰かがあげていたような気がするなと思ったのです。

それを確認してみましたら、長谷川真理子さんが勧めている三点にはいっていた

ものです。

 長谷川さんのコメントには、次のようにありました。

「1872年アメリカ南部で生まれた黒人、フレデリック・ブルース・トーマスが、アメリ

カを飛び出し、興行師として20世紀初頭のロシア、ヨーロッパ、そしてトルコで活

躍する波乱万丈の生涯の伝記。力と希望がもらえる。」

 このように勧めている本は、次のものです。

  ひどい長いタイトルの本でありますが、この原題をみましたらそれはシンプルで、

「THE BLACK RUSSIAN 」でありました。これじゃあんまりにも簡単すぎるので

すこしでも手にとってもらえそうな邦題をひねりだしたのでありましょう。

 当方が、これを読んでみたいと思ったのは、日本からロシアに渡ったサーカス芸人

についての本を読んだせいもあるかもしれません。そのような人がいたとしたら、ロシ

アにUSAの黒人音楽を持ち込んだ人がいたとしても不思議でもなんでもありません。

ロシアでジャズといえば、五木寛之の小説世界でありますが、この本はロシア革命

のロシアが舞台となるようであります。 

明治のサーカス芸人はなぜロシアに消えたのか (新潮文庫)

明治のサーカス芸人はなぜロシアに消えたのか (新潮文庫)

  • 作者:大島 幹雄
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2015/08/28
  • メディア: 文庫