今年最後か?

 作成した年賀状の市外分の宛名書きをして、投函することになりです。

まだまだ年賀状の仕事は残っているというのに、すこしでも終えると安心

してしまうことです。

 午前中にはあん餅つくりも行いまして、これで当方の本日のお役目は

おしまいであります。(草餅は、今年の5月に摘んだよもぎを処理してから

冷凍保存したものを使っています。冷凍技術というのは、すぐれものであ

りますね。)

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 そんなわけで午後からお餅の配達も兼ねて外出したおりに、自宅から

近いほうのブックオフへと立ち寄ることとしました。

 たしか年が開けたらセールがありますでしょうから、それの下見という

意味合いもありです。このところ正月セールというのは、元旦から行われる

ようですが、もちろん三が日には不参としますので、狙っていたものがなくて

も、それはしょうがないことで。

 本日は、なにかめぼしいものがあって予算があえば、購入しようと思って

棚の前にたったのですが、ワンコイン予算内におさまるもので、これはと

思ったものは、ほぼ持っているのではと感じました。とにかく買うのに一生懸

命で、読むのはそうでもないことから、買うだけで満足してしまって、そのまま

ダンボール箱で保管されているなんてこともあって、すぐにでてこないので

あればワンコイン予算で買えるのなら、買ってもいいかです。

 ほとんどブックオフのワンコイン均一本の棚は、その昔の貸本屋の趣であ

ります。現在は、ほとんど貸本屋は姿を消しているのですが、例外的に残って

いるところのページをみますと、マンガ本の場合一泊二日で百円くらいです

ので、ブックオフの一番安い料金と一緒くらいでしょうか。ブックオフでは人気

のあるなしで、新刊の値段は違うのですが。

 本日の朝日新聞朝刊は、今年最後の書評欄が掲載で、書評委員が選ぶ

「今年の三冊」がのっていました。

 このなかで一番気になったのは、保坂正康さんがあげていた一冊。

妻の死: 加賀乙彦自選短編小説集

妻の死: 加賀乙彦自選短編小説集

 

  加賀乙彦さんのこれは、まったく知らずでした。そういえば、保坂さんも妻

を2013年に急逝とありましたので、そういうことから強く反応しているので

しょうか。