年賀状の投函はお早めにといわれているのですが、その昔は年を越してから
宛名書きをしていました。ずいぶん昔のことになりますが、そのころは年賀状でも
消印をおしてくれたのですね。事前に投函したものは消印がなく、1月にはいって
からの年賀状は日付がはいりました。今は消印をおしてもらおうと思いましたら、
切手を貼らなくてはいけませんか。
そんなことを思いながら、今年の最初で最後の忘年会にこれからでかけて
参加することになりです。本日の忘年会はバイト先でのものでありまして、日曜
の夜に開催とは、普通のバイト先とは思えないことです。
今年も残り少なくなっていますが、年越しまでにあと何冊か読まなくてはと
思っています。まだ読んでいるのかいとつっこみがはいりそうですが、あと200
ページくらいで終わりそうなのが辻邦生さんの「西行花伝」であります。
「西行花伝」は、春に吉野を訪れたときに読んでいたのですが、長い中断を経て
読書を再開しておりました。
辻邦生さんの小説なんて、そんな面倒な仕掛けにはなっていないので、すい
すいとページは進むはずと思っていたのに、意外にも苦戦の連続であります。
とりあえず辻邦生さんの長編小説はひととおり読んでおかなくては思っている
ものの、あと何作残っているのかな。たぶん、「春の戴冠」と「樹の声 海の声」
くらいと思うのですが(長編小説をどう捉えるかによって、増えることもあり
です)、「西行花伝」が終われば、次はこれにとりかかることになるのですよ。