この週末は、クリスマスギフト用のお菓子などを作る予定でありまして、
いつもにまして忙しいことになりです。朝一番早いのはパン屋のおじさんで
ありまして、起きたらすぐに昨晩に仕込んだパンをつくることになりです。
今回は家人のリクエストでクロワッサンであります。昨晩からねかせた種に、
バターを織り込んで成型するのですが、自分の技術はたいしたことないの
に、自家製天然酵母とか全粒粉を使ったりとこるものですから、けっこう手
間と時間がかかることになりです。朝食には間に合わず、焼きあがったのは
お昼になっていました。老母に味見をしてもらったら、素朴な味だねといわ
れました。
昼からはシュトレーンを作ることになりです。昨年も作ったのでありますが、
今年はこのレシピでと思ったは、NHKグレーテルのかまどのもの。これがとても
手ごわかった。なんとか焼き終わって、とかしバターをかけて、グラニュー糖を
まぶして冷えるのを待っているのですが、昨年のはもうすこしパン生地のよう
であったのですが、さてお味はどうでしょう。一週間ほどたってから切っていた
だくことになります。
オーブンで焼いている時間はすることがありませんので、週末に読む本を
手にしてページをめくっていました。
本日に見ていたところには、「中井英夫の『虚無への供物』出版記念会」
に出席というのがありました。1964年5月8日のことになります。
中井英夫さんのこの作品は、1954年12月10日にお話の幕があがるので
ありますが、奇しくもこの12月10日は中井英夫さんが亡くなった日となって
中井さんの熱心なファンには特別な日となるのでありました。
先日に、中井さんと親交のあった方のブログを拝見して、そうだ12月10日な
のだと思ったのですが、来年になったら、また忘れてしまっているのでしょう。
「虚無への供物」を読むなら、こちらの版がおすすめなのだがな。