五月朔日

 本日より元号が変わることになり、そういえば昭和から平成になった頃は、

富士通のオアシスというワープロ専用機を使っていましたが、これに平成と

いう年号を覚えさせるのに苦労した記憶がありです。その当時は学習しない

はずでありまして、文字登録する必要があったのではないかな。

 あの富士通ワープロは、今はなき「STEP」というディスカウントショップ

で買いました。東京の葛西かどこか(調べてみたら、千葉 行徳)まで乗り

継いで買いにいったのですが、捨てることができず、今も自宅に保存されて

いるのでした。

 五月朔日と記したのは、四月朔日と記して「わたぬき」という姓の方が

いらっしゃるのを思いだしたから、それにならって書いたものですが、これに

はそれ以上の意味はなしです。

 五月朔日というと、ビージーズの歌を思いだしました。本日はこれを聞く

ことになりです。


若葉のころ  /  ビージーズ  歌詞

 五月の連休にはセールをやりますと、どこかで聞いたので、本日はブックオフ

へと足を運ぶことになりです。店にはいったらセールを知らせる掲示がなくて、

これはがせかなと思ったら、セールは3日からとのこと。本日はその時のため

にちょっと高い値段をつけているものをチェックしました。

 購入したのは、どちらも均一のところにあったものです。 

読書の方法―なにをどう読むか (光文社文庫)

読書の方法―なにをどう読むか (光文社文庫)

 

  入手したのは、これの元版となります。当方はほとんど吉本さんの本を

読んだことがないのでありますが、これは吉本流の読書案内でありまして、

「リテレール」などに掲載された文書などを収録したもので、これならば

ねころんでも読むことができるかなです。

 本日にのぞいてみたところに吉本さんが選んだ「東京の本 百冊」という

のがありまして、その百冊のなかに小沢信男さんの「いま・むかし東京逍遥」

が選ばれていて、これを目にした時に、これを買うことを決めましたです。

 あと一冊は初めて買った小説家のもの。

東京駅物語 (文春文庫)

東京駅物語 (文春文庫)

 

  この小説家さんのことは、池内紀さんのエッセイ集「亡き人へのレクイエム」

に描かれていまして、それで初めて知ることになりました。古い友達にこの方

のことを話しましたら、北原さんの小説はおすすめですと言われたのですが、

これまでブックオフで手にしながらも、購入することなしでした。

 連休は休みに入り、箸休めにこの小説はよろしいのではないかな。