本日で2月もおしまいとなりです。このところずっと日中の気温が高い
せいもありまして、当地の積雪は、早くもゼロを記録したとのことです。
これで終わる訳はないと思うのですが、例年地吹雪などでなくなったりする
人がでるのは3月の上旬のことでありますからね。
3月を前にして、本日に岩波「図書」と朝日新聞出版「一冊の本」が届き
ました。まずは、これで新刊をチェックであります。
これを買おうかなとおもったものは、朝日文庫にありました。
「ディストピア」は「ユートピア」の真逆をあらわす言葉だそうです。
この本は、「1925年から45年までに刊行された当時の『日本スゴイ』本
から『日本主義』『礼儀』『勤労』など、現代の『日本スゴイ本』にも氾濫する
キーワードを選んで鑑賞。」とのことです。
ほんの80年ほど前までのこの国の話でありまして、この文庫表紙の写真
を目にしますと、朝鮮半島の元帥さんの国を笑うことはできませんですね。
1945年にこうした雑誌などを読んでいた少国民は、そろそろ80代にはい
りそうでありまして、どんどんと少なくなってきます。このようなものを手にする
ことで、祖父母と孫が話をすることができればと思いますが、どうでしょう。
もう一冊、朝日文庫には写真家 木村伊兵衛の写真とエッセイを収めた
「僕とライカ」というのがでるようです。
木村伊兵衛さんの写真も、時代をうつすもので、昭和の雰囲気を
感じたければ、これも欠かせないことであります。