年に一度の

 本日は夜になってから年に一度の所得税確定申告の作業であります。

申告が必要となった2012年からe-taxでやっているのですが、年に一回の

ことでありますので、いつも昨年にどのようにやったのかを忘れていることです。

なんとか回を重ねてきていることから、昨年申告書コピーにメモをしているのが

役にたっています。

 このように税の申告をしようということになるのも、所得税の還付を受けるこ

とができるからでありまして、これで追加で税を納入するとなれば、なかなか

そうはいきません。まあ、今の収入状況でありましたら、これからも還付は間違

いなしですね。

 以前にも記したことがあるのかもしれませんが、e-taxシステムにおいて、

推奨されるブラウザーインターネットエクスプローラーでありまして、ふだん

このブラウザーは、まったく使うことがありませんので、これを使うのも年に一度

であります。

 めでたく申告書を送信することが出来て、還付の金額もでていますので、審

査を受けて、申告通りとなりましたら、還付金で本を購入することにいたしましょ

う。とらぬたぬきですが、先に本を確保することにするかな。

 週末用にということで、図書館から本を借りてきておりました。いまだほとんど

読むことが出来ていないのですが、どんと厚い本が机にのっています。

一冊は、翻訳をしているのが高儀進さんということで、これから確保するであろ

う「デヴィッド・ロッジ」ものの前に、これを見て訳者のあとがきを読んでおこうと

思ったものです。

イーヴリン・ウォー伝 人生再訪

 イーヴリン・ウオーの作品なんて、その昔に読んだ「ブライヅヘッド再び」し

か知らないのでありますが、英国の現代作家としては、とても重要な人で

あるのでしょう。訳者あとがきを見ましたら、ずいぶんとたくさんの伝記がでて

いるのがわかりました。英国というのは、伝記がよく書かれるところであります

からして。

 あと一冊は次のもの。

〈女流〉放談――昭和を生きた女性作家たち

 1982年に日本に滞在した時、14人の女性作家にインタビューをして、

そのうち了解がもらえた11人のインタビューを収録したものだそうです。

了解を得られなかった作家というのは、どなたでありましょうと、当時の

女性作家で著者が関心を寄せた人のことを想像してみたりしてです。