本日は5時起きとなりました。早起きをして朝仕事をしようと思ったのですが、残念
準備が整わずで作業はできず、しょうがないやメジャーリーグの中継をすこし見て、
そのあと散歩にでかけることとしました。
お天気がよろしくて、北海道では30度を超えたところがあったようですが、当地は
最高気温が19度で、さわやかですごしやすしでした。これから本州も梅雨入りとなる
ようですが、こちらは梅雨の影響を受けることになるでしょうか。
本日はさて何を読みましょうかと、お昼寝モードで手をのばしたら、そこに新書版
谷崎潤一郎全集がありました。その二十七巻を手にして、そのなかから「乳野物語」
を読んでみることにしました。
書き出しのところにある「洛北一乗寺にある曼珠院」を見ただけで興味がわきまし
た。それに続いては、次のくだり。
「寺のある所は、委しくいへば京都市左京区一乗寺竹内町と言ふ所で、市内には
違ひないけれども、事実は比叡山の山麓の、修学院離宮や林丘寺などとほぼ同じ並び
の斜面にあって、市街からは大分遠い。私は勝手が分からないので、叡山電車の一乗寺
で下車したが、もう一つ先の修学院で下りて鷺ノ宮神社の境内を抜けるのが一番近道
であることを後に知った。」
【復刻版】谷崎潤一郎全集第27巻―「少将滋幹の母/乳野物語/月と狂言師/他4編」 (響林社文庫)
- 作者: 谷崎潤一郎
- 出版社/メーカー: 響林社
- 発売日: 2016/07/18
- メディア: Kindle版
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ることがわかりました。これを出しているところは、どのようなところなのでしょう。
谷崎の小説は語り口がとてもよろしでありまして、読むのがたのしですが、まだ残り
が20ページほどありです。このあと、これは読んでしまわなくては。