そういえばブックオフでも

 四月にはいって二週目にはいりますと、あちこちの学校が新学期をむかえます。
 ここのところ午前に散歩にでますと、新一年生たちが集団下校するところに遭遇し
ます。ちょうど散歩道には、小学校が三校あるのですが、こちらの小学校は制服も
ありませんので、思い思いの服装で、色とりどりのランドセルを背負った子どもたち
をみますと、子どもたちにとって小学校が楽しい場であってほしいと思わずには
いられません。
 最近購入した本といえば、ブックオフでも買っておりました。
いつもながらのワンコインでありますが、次のものとなります。

何年ぶりかの朝―八木義徳自選随筆集

何年ぶりかの朝―八木義徳自選随筆集

 室蘭市出身の作家による晩年の自選随筆集となりです。初出が「北海道新聞」とか
「北の話」という北海道のメディアに掲載されたものが中心となりです。
この随筆集をブックオフで手にして、最後におかれた「冬の夕陽」(新潮に発表)を
目にして、これの購入を決定です。
 これの版元は北海道新聞社で、発行者のところに乳井洋一とあります。もちろん、
この乳井さんとは、作家 高城高のことでありますね。
テーブルの上のファーブル

テーブルの上のファーブル

 クラフト・エヴィング商會による「新しい本のスタイル」と帯にはありました。
2004年に刊行ですが、この本のことはまったく承知しておりませんでした。遊び心が
いっぱいのものでして、これはまたユニークな本です。この本が、こんなに安価で
入手できるとは。
 一番の問題は、字が小さくて、しかもわざと読みにくく印刷してあることですが、
まあがまんして読む本ではないですね。