どのくらい間隔があいたら久しぶりというのでしょうね。今月の初めにいったきり
で三週間くらいですから、そろそろ禁断症状がでてくるころでありました。
このくらい間隔があきますと均一本のところにも、見慣れぬ本がならんでいたりで
す。ということで、本日の収穫です。(ワンコイン5百円 税別の範囲内でした。)
- 作者: 辻原登
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2004/01/30
- メディア: 単行本
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の小説もあるのですが、かなりのところ確保しています。辻原さんはそこそこ作品数
は多いのですが、そのわりに部数がでていないのか、それとも読んだ人が手放さない
のか、意外にブックオフで見かけることはなしです。(当方の行くところだけかな)
できれば、安ければ安いほどいいので、この作品は、安いのを見つけたら購入しよう
と思って、文庫本になった時も買い控えしていたはずです。(ひょっとすると文庫本
確保済で、未読の可能性ありです。)
今回は、ちょっと金井美恵子さんの小説のページを進めることができなくなったの
で、気分をかえるために辻原ロマンに手をだすことにしたものです。たぶん、これは
すぐに読むことができるでしょう。
この他の三冊は、いずれも古い岩波文庫。
ブックオフはどうやらバーコードがついていない時代の本は、どんなに美本であり
ましても、引き取らないか、ひきとってもすぐに均一本にならぶようです。
確保した岩波文庫は価格が星で表示されていて、帯と元パラつき美本が均一でした
のでありがたく買わせていただきです。
- 作者: レフ・イリイッチメーチニコフ,渡辺雅司
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1987/03/16
- メディア: 文庫
- クリック: 25回
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- 作者: 宋希環
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1987/03/16
- メディア: 文庫
- クリック: 5回
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- 作者: 長谷川時雨,杉本苑子
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1985/11/18
- メディア: 文庫
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のような機会がなければ、手にすることもなかったでしょう。これらの本に添えられ
ている解説を読むだけでも勉強になることです。
「老松堂日本行録」には、「朝鮮使節の見た中世日本」と副題がありですが、この
使節が来たのは1420年のこととありますので、いまから600年も前のこと。今も昔も
隣国であることには違いがありません。解説の終わりのくだりには、次のようにあり
です。
「(使節が)外交交渉のなかでぶつかった難問を三つほど挙げてみた。そのいずれに
も、当時の日本・朝鮮・中国三者の関係の特徴ないし矛盾が、凝縮されて現れている。
この難関を見事に通過した彼は、すぐれた外交官であったというべきであろう。」
外交の力というのは、重要でありますね。