最近の新聞から

 ここ三日の朝日新聞朝刊は岩波文庫90年という続き物を掲載です。本日が下とありま
すので、本日で終わりなのでしょう。
 一回目となる7月10日付けには「岩波文庫豆知識」というのがあって、最近5年間で
最も売れているものとして「自選 谷川俊太郎詩集」があがっていて、一番厚い本とし
野間宏「青年の環」第3巻 920ページ 厚さ3.5?とありました。
 野間宏「青年の環」岩波文庫は、行きつけのブックオフに何冊かありまして、いつも
格安になれば購入しようかなと思いつつ手にしております。(「青年の環」は、1974年
にほとんど一年くらいかけて読みました。河出書房からの普及版ともいう二段組5冊本
でした。)
 どう考えても読み直すことがあるとは思えないので、ブックオフで見かけたとしても
なかなか購入とならないわけです。岩波文庫「青年の環」には各巻に篠田一士さんの解
説がついているはずですが、第3巻までの解説については、篠田さんの遺稿集に収録さ
れていますからね。
 次回にブックオフへといきまして、売れ残っていましたら、第4巻、5巻の巻末解説を
チェックしてみることにいたしましょう。

青年の環 3 (岩波文庫 緑 91-5)

青年の環 3 (岩波文庫 緑 91-5)