本日はずっと雨模様で気温もあがりません。最高気温は14度というのですから、寒い
くらいであります。こんな不順な気候のせいか、あちこちに風邪引きさんがいます。
当方もすこし風邪を疑われるところがあって、ほとんど冬のように着こんだうえ、
ストーブをつけて過ごしています。
今朝の新聞の別刷りには、日野原重明さんの「105歳、私の証 あるがまま行く」が
掲載になっていました。100歳になる何年も前から連載が続いているものですが、さす
がに、この10月には106歳になるということで、すこし仕事もセーブせざるを得ないよ
うです。それにしても105歳にして、当方よりもずっとハードな日程をこなしているの
には、驚くしかありません。自分のように暮らせば、だれでも百歳までは生きることが
できるよというのが、日野原さんの教えのようです。しかしほとんどマネできるもので
はないのですね。
本日の新聞の連載は、これ以降は四週に一度のものとなるそうです。連載をもってい
る方としては、最年長のお一人でありましょう。
一方で心配なのは小林信彦さんでありまして、すでに回復して週刊文春のコラム原稿
に着手されていれば、よろしでありますが、どうなのでありましょう。当方は、日ごろ
週刊誌を眼にするという習慣がないものですから、どなたかに教えていただかなくては、
再開されたかどうか知ることもできません。
本日に読んでいた小林信彦さんの新刊にあったくだり。(2016年2月25日号掲載)
「夜、テレビをつけてみたら、A首相が吐き出すように、『(言論機関が萎縮していると
言う人は)帰りに『日刊ゲンダイ』でも読んでみてくださいよ。これが萎縮している姿
ですか』と言って、自分の椅子にかけた。顔が赤らんで、ふくれ上がっていた。
民主党だかどこだかの議員が質問したのに対して、カッとなったのだろう。戦後カッ
となる首相はずいぶん見てきたが、こんなコドモのような人物は初めてである。なんと
もひどい総理を持ったものである。」
休載前にも共謀罪関連とか、読売新聞を熟読せよとか、ほとんど信じられないような
発言を連発しているAさんですが、それらについても、なにか発言しているのかな。
そんなことをひとつひとつ取り上げていたら、コラムにならんといわれそうですが。
USAも日本も人間としてみた場合には、とうてい尊敬できそうもない人が政治の世界で
のトップですが、こんなんでも他よりはましなんでしょうかね。
- 作者: 小林信彦
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