最近は、女性の書いたものが気になっていまして、おくればせながら樋口一葉さん
のものを手にすることになりました。昭和の女性作家たちが樋口一葉さんの世界を
どう思っているかはわかりませんが、明治以降の女性作家のはしりが樋口一葉さん
であったことは間違いなしであります。
その昔に新刊ででた頃には、ほとんど関心がなかったのに、今頃になって安価で
購入できるのであればと思ってチェックしているものに、富岡多恵子さんとか大庭
みな子さんの作品がありです。(もちろん金井美恵子さんのものもそうですが、
こちらはけっこう集まってきています。)
大庭みな子さんのものは、ずいぶんと作品数が多いようで、どこからどのように
入り込んでいけばいいのかわかっておりません。これまでのところ数作品読んだだけ
ですが、今回の文芸文庫にはいっているものを購入です。
- 作者: 大庭みな子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1993/10
- メディア: 文庫
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今回の旅先では富岡さんの二冊を買いました。
- 作者: 富岡多恵子
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 1978/02/10
- メディア: 文庫
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- 作者: 富岡多恵子
- 出版社/メーカー: 中央公論社
- 発売日: 1985/12/10
- メディア: 文庫
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本屋も姿を消して、わずかにブックオフが残るだけになっていますが、ここでは古い
中公文庫などがあまりなくて、なかなか富岡さんの本に出会うことがありません。
それだけに、旅先で見つけると、荷物になるとわかっていても買ってしまいます。
男性のものも買いました。
- 作者: 阪田寛夫
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1977/11
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がなく、購入した記憶もないということで、安く見つけましたので確保です。
- 作者: 吉田健一
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 1982/08/10
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ましたが、吉田さんを小説家とは、その時代は思っていませんでした。これまた今頃
になって買うようなことになりです。吉田さんが亡くなった時65歳ということで、当
方は、この時点で吉田さんよりも長く生きていることになりです。