例年、この時期になりますと来年の手帳をどうしようかと考えることになります。
当方がこれまで使っていたのは、いわゆるシステム手帳とよばれるものでありまして、
これにお気に入りのリフィールを綴じ込んでいました。
仕事用の日程はバイブルサイズのナローともスリムといわれるものに見開き2週間
のダイアリー(これはファイロファックスのもの)を入れ、自宅ではバインデックス
(これは能率協会のもの)のバインダーに、同じくバインデックスの一日一枚という
ダイアリーを入れ、それに日記のようなものを記し、本の購入も記録しておりました。
バインデックスの1日1枚というリフィールは、使い始めたのが1988年ですから、
そろそろ30年にもなります。昨年のこの時期に、2016年用を購入した時、商品に告知
がはいっていまして、日付の入った1日1枚ダイアリーは、これ限りで生産中止とあっ
たのでした。
これを見て、来年の11月くらいまでには、その後のことを考えなくてはいけないな
と思っていたのですが、いよいよその時が来たことになりです。
ネットで検索する限りにおいて、一日一枚というダイアリーをだしているのは、
二社しかなくなっています。しかも、そのどちらも一日一枚とはいうのではあります
が、これまでのバインデックスのものとはつくりが違って、こちらは一枚の表と裏で
二日の日付となっていて、バインデックスのもののように表に日付で、裏は白紙とは
なっていません。これでは、当方のように日記代わりに使うには、ちょっと記載
スペースがすくなくてだめであります。
さて、どうしようということで、先日の東京では伊東屋へといって、現物を確認し
てきたのですが、システム手帳のリフィール売場の狭くなっていることに愕然としま
した。
システム手帳というのはアナログの極致でありまして、デジタル全盛のこの時期に
は捨てられる道具でありましょうか。
そんなことを思いながら、本日は次の本を手にしていました。
- 作者: 舘神龍彦
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2004/11/05
- メディア: 新書
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この十年ほどで、何がどう変わったのかであります。