重陽の節句

 本日は九並びの日で、重陽節句となりです。このような節句があることを当方は
知りませんでしたが、丸谷才一さんの小説「今は何時ですか?」の書き出しのところ
で、この「重陽」が話題となるのを見まして、9月9日が節句であると刷り込まれまし
た。
 秋が早い当地でも、菊にはちょっとはやいように思います。いま咲いているのは、
秀明菊ですが、これは名前は菊ですが、菊科ではないですね。

 季節の変わり目だからでしょうか、すこし体調がおかしくなっています。数日前か
ら違和感を感じていて、とうとう昨日には皮膚に症状がでてきました。これはいかん
ということで、本日は皮膚科を受診です。
 待合室に入りますと、大勢の人が受診まちでいましたが、当方は最強の待合せ本を
持参しておりましたので、いつまでもじっと本を読んで待つことが可能です。
クリニックの待合室で、よく見かけるのは週刊文春週刊新潮でありまして、当方は
普段ほとんど週刊誌を立ち見もしないので、クリニック待合室に入りましたら、まず
週刊文春を手にしまして、坪内祐三さんの「文庫本を狙え」に目を通すようにして
います。
 ということで、本日に持参した最強の待合せ本というのは、先日に購入しました坪内
さんの「文庫本宝船」でありました。

文庫本宝船

文庫本宝船

 本日に受診のために呼ばれるまでの待時間は、1時間半でありました、これならまだ
まだ待つことが可能でしたね。ちなみに本日の診察結果ですが、「帯状疱疹」とのこと
です。ストレスによるものというよりも、老化によるものでしょうか。