本日はブックオフへ

 外にでたついでにブックオフに立ち寄りました。
店に入りましたら、お盆期間中の3日間に限ってのセールを行うとの告知が
ありまして、これはその時まで買い物を控えたほうがよろしかと思った次第。
経営方針がかわったせいもあって、ブックオフもこのところは掘り出し物が
すくなくなって、当方のように巡回の頻度が低いものは、あまり良い思いを
することができずです。
 ちょっとした新刊でしたら、定価の7割くらいで、これってその昔の古本屋
さんの値付けであるぞと思います。ずいぶんと高いと感じていた比較的新しい
ものが、この期間どのようになりますでしょうか。とはいっても、このセール
は北海道限定ともありましたので、他の地域が、これの恩恵を被ることができ
るかどうかはわからずです。
 そんなわけで、別のリサイクル本屋へといってみました。こちらは108円の
本が半額というセールをやっていまして、それだけにしぼって購入です。

雨鶏 (ヴィレッジブックスedge)

雨鶏 (ヴィレッジブックスedge)

 今から11年も前にでた文庫本。このようなものがでているのを初めて知り
ました。芦原さんのものは、文庫で眼についたら購入するようにしています。
元は角川書店の雑誌に連載したものを、角川からだしたものとのことです。
櫛の火 (新潮文庫)

櫛の火 (新潮文庫)

 読む可能性は低いのですが、かっての純文学系の作品の文庫本がありまし
たら、とりあえず確保です。古井由吉さんのものは、読みたいと思っていま
すが、なかなか思うにまかせずです。
 本日のお二人は、どちらも大学で独文学を学んだ方々です。その昔には独文
学系の作家のものには、ちょっと甘い作品がありといわれましたが、芦原さん
には、それを感じて、古井さんにはあまり感じないことであります。
独文学といってもヘッセなどではなくて、古井さんはブロッホとかムジルで
ありますからね。