「本の雑誌」 5月号

 月も半ばを過ぎましたので「本の雑誌」5月号を手にしています。

本の雑誌395号

本の雑誌395号

 今月号の特集は「週刊誌の時代が再びやってきた!」です。当方は、週刊誌の新聞
広告は欠かさずチェックするですが、週刊誌を手にすることは、ほとんどありません。
たまにチェックをするのは、週刊文春の坪内コラムでしょうか。ブログで坪内さんが
取り上げた文庫本のリストを掲載されているところがありまして、それを見て、気に
なる文庫本でありましたら、立ち見をすることにしています。あとは、たまに小林
信彦さんのコラムです。
 家族が病院に通っていたときは、待合室に週刊文春がおかれていまして、送って
いったついでに、待合室で週刊文春を手にするのを楽しみにしていました。病院の待
合室におかれる週刊誌といえば、文春、新潮まででありまして、現代、ポストはどう
も女性の眼を気にしましたら、置きにくいもののようです。
「週刊誌の時代が再び」というのは、他のメディアがあまりにも腰砕けになっている
からであるようです。新聞もTVも元気がなくなっているなか、特定の週刊誌だけが
元気なようですが、このイケイケの元には、編集長の「訴訟を恐れない勇気」がある
とのことです。なるほど、納得です。
 5月号を見て、当方が一番拍手を送ったのは、目次が掲載されている見開きの下段に
おかれている沢野ひとしさんのコラム「双子日記」。
「息子の二人目の子は、雪の日に生まれたので雪花(せっか)と名づけた。初めての
女の子の孫だ。」
 沢野さんの四人目の孫が誕生して、初めての女の子という話ですが、当方が喜んだ
のは、その子のお名前。名付けたとあったので、このお名前は沢野さんが命名したの
でありましょうか。「せっか」という名は、当方の身内の女の子にもありで、字は違
うのですが、読みは同じで、やはり雪にちなんでいます。この名前、けっこう珍しい
のですが、これはキラキラネームではありませんですね。