本日の広告から 

 新聞読書欄の下に掲載されている出版社広告を話題にします。
 本日の新聞で目についたのは、立東舎のものです。そんな本屋さんってあったかな
と思いますが、これは音楽系の出版社 リットーミュージックの部門であるようです。
数か月前から「立東舎文庫」というのを立ち上げて、今月は第三弾となるタイトルが
刊行となりました。
 この立東舎文庫は、どのような人が担当しているのかわかりませんが、売り文句は
「昭和ルネサンス。隠れた名著を発掘してお届けします」となっています。
音楽系の本を中心に、文学系というか松岡系の本をまぜて柱をつくっていくような感
じを受けますが、うまくいってほしいですね。
 今回の広告では、次のものを買おうかなと思いました。

 当方が足を運ぶ本屋さんではあまり、この立東舎文庫を見ないのが残念です。
 ちなみにこの文庫の4月予定にはジャコ・パストリアスに関するものがでます。
ワード・オブ・マウス ジャコ・パストリアス魂の言葉 (立東舎文庫)

ワード・オブ・マウス ジャコ・パストリアス魂の言葉 (立東舎文庫)

 以上は立東舎文庫からでるものですが、この日の新聞には別なところにリットー
ミュージックの広告もあるのでした。こちらのほうが小さいのですが、こちらで目に
はいったのは、次の本です。 こちらのほうは、天才ギター少年 鈴木茂さんの自伝となります。伝説のスーパー
バンド「はっぴいえんど」の最年少メンバーで、ほかのメンバーがマルチな才能を発
揮したとすれば、鈴木さんはひたすら天才ギター小僧路線でありました。
 荒井由実の「何もきかないで」におけるギターソロで涙した人は多いことでしょう。
その昔になにかのときに、吉田日出子さんが、鈴木茂のギターソロを聴くと、それが
彼のどのギターで弾かれたものであるかわかるのといっていたのを目にしたことが
ありました。そうか、吉田さんは鈴木さんと生活を一緒にしていたのかと思ったの
ですが、鈴木さんは1951年生まれとのことですから、日出子さんのほうがお姉さんで
ありますね。
 この鈴木茂さんの「自伝」には、そんなことについては書かれていないでしょうね。