本の雑誌 3月号

 昨日に「本の雑誌」が届きました。直接購読になりますと、手元に届くのが早いこ
とであります。

本の雑誌405号2017年3月号

本の雑誌405号2017年3月号

 この号を見て、そうだこの本をいまだに手にすることが出来ていなかったと思った
のは、坪内祐三さんのコラムにあった「田中克彦自伝」。平凡社の新刊広告を新聞で
見て、これがでたのだなと思っていたのに、すっかり忘れていて、もちろん巡回する
書店で目にすることもできていませんでした。
 坪内さんは、「私はこの人の書くものの愛読者だが」と書いていまして、これは
初めて知ったように思います。「文庫本を狙え」のどこかでふれているのかもしれま
せんが、これは記憶に残っていません。当方は田中さんの愛読者といえるかどうかは
わかりませんが、かなり前から著作を買い続けています。
 田中さんの言語学系の著作には歯が立たないものも多いのですが、それもとりあえ
ずはおさえています。これは自伝ということですから、言語学というかモンゴル愛に
満ちたくだりのあることを期待して、探してみることにします。 今月の「本の雑誌」巻頭特集は「読書スランプ脱出法」というものです。
これを眼にして、当方ならばどういう方法をあげるだろうかと思いました。
「読書スランプ」からの脱出は、なんといってもページを稼げるものを読むことであ
りますね。そんなことで、当方がこの本を手にしていたら、「スランプ」にありだな
と思われてもしょうがないのが、これですね。
街道をゆく (1) (朝日文芸文庫)

街道をゆく (1) (朝日文芸文庫)

 本日はこのシリーズの一冊を読んでいましたが、田中克彦司馬遼太郎とともに
「モンゴル・パトリオット」でありました。