本日は夜明け頃から雨となったようであります。数日前の最低気温はマイナス10度
でありましたのに、本日はどうやら終日マイナスになることで終わりそうです。
いつもより、ちょっと早いかなという感じを受けますが、悪天候で雪にみまわれます
のは、いつもこれからのこととなります。
ここのところ当方のMacBookProが無線LANでネットワークにつながりにくくなっ
て、首をかしげています。これまではあまりそのようなことはなかったのですが、
ここ数日はいやになってしまうくらいでありまして、この時間はたまたまごきげんが
よろしいのですが、これを保存しようというころには、うまくつながらないことに
なっているのかもしれません。
これはOSのせいであるのかなと、昨晩には最新のOSにアップデートしたのですが、
状況は大きくかわってはいないようです。しばらくがまんくらべが続きそうです。
あまり精神衛生によろしくないことです。
本日もあれこれと本をつまみ読みしていました。
先日に「みすず読書アンケート」をみていて気になった山辺健太郎さんの岩波新書を
手にしていましたら、次のくだりが目に入りました。
- 作者: 山辺健太郎
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1976
- メディア: 新書
- この商品を含むブログ (3件) を見る
の娘です。その頃駿河台の佐野病院に、私の姉が、いわゆる行儀見習いにいっていた
のですが、ちょうど震災の頃、後藤新平のところから誰か信頼できる人を女中に欲し
いといわれて、姉がいくことになったのです。朝からずいぶんお客がくるのだそうだ
が、彼にもいろいろ機密があるんでしょう。客をそれぞれ、全部別の部屋に通すんで
す。そして来客と対話中の主人に、客の背後から、私の姉が○○様と書いて見せると、
どこどこにお通し申せとやるんだそうです。佐野学も来ていたそうです。弟ですから
ね。だから間違いなく後藤新平の線でモスクワに逃がしたんです。」
もちろん、これに注目をしたのは、後藤新平で鶴見俊輔さんとつながるからであり
ます。どこかで、鶴見俊輔さんが山辺さんに言及していていないかなと、あしたでも
調べてみることにしましょう。