本日は旧正月

 本日は旧暦のお正月であります。昨日に人を送って空港までいったのでありますが、
これはどうしたのかと思うくらいに空港はこんでいました。春節と札幌雪まつり
重なったことで、海外からの観光客がどっときているためであるとのことです。
 本日のTVニュースでは、最近話題の爆買い客にインタビューして、いくらくらい
買うのですかと聞いていましたが、用意した資金は40万円といっていました。円安と
いうのも海外からの観光客には追い風になっているのでしょうか。
 そういえば、その昔に日本から英国へといったツアー客が、有名ブランドのお店に
案内されたら、ほとんどの客が高額なコートを購入して店を後にしたといわれたこと
を思いだしたことです。
 爆買いとくらべると、こちらはずいぶんとみみっちいことでありまして、昨年の
一年で購入した本の代金を合計しても、はるかに及ばずであります。
ここ一週間での本買いというと、ほんと恥ずかしやで、次の二冊であります。

その姿の消し方

その姿の消し方

芸術新潮 2016年 02 月号

芸術新潮 2016年 02 月号

 この二冊あわせると三千円をちょっとこえました。あと今月本にまわせる予算は
いくらでありましょう。
 堀江さんの小説は、ちょっと寝かせてから読むことになりそうです。先日に数年も
寝かせている堀江さんのものを、やっとこさで読みはじめました。すこし読めそうな
感じになっています。ところで、この小説は、何年ねかせているのかと思ったら、
10年をこえていました。この小説には、はじめのところにディノ・ブッツァーティ
短編集「K」というのが登場するのですが、たぶん、日本では翻訳がでていないで
あろう、この本が気になっていたりして。
芸術新潮」はフェルメールの特集です。フェルメールのところはおいといて、これ
で一番眼をひいたのは、「Dr.マーカスの総天然色ニッポン」というページ。
終戦から10年後、北海道の米空軍基地に赴任した若きアメリカ人心臓医は、カメラ
が趣味。当時希少だったカラーフィルムで、好奇心の趣くまま、日本各地を撮影して
回った。懐かしくも鮮烈な日本の風景が、いま60年ぶりによみがえる。」
 このページには、上のようにありました。
1955年から56年に北海道千歳基地にいたとあるのですから、ここにうつって風景とか
人物には親近感をいだくことです。5歳くらいの男の子がうつっていたりしたら、
自分もこうであったなと思います。
 スキーをしている男の子が写っている写真には、「背後は阿寒湖か?」とあります
が、どうも阿寒湖ではないように思うものの、それじゃこれはどこなのでしょう。