本日は旧暦のお正月であります。昨日に人を送って空港までいったのでありますが、
これはどうしたのかと思うくらいに空港はこんでいました。春節と札幌雪まつりが
重なったことで、海外からの観光客がどっときているためであるとのことです。
本日のTVニュースでは、最近話題の爆買い客にインタビューして、いくらくらい
買うのですかと聞いていましたが、用意した資金は40万円といっていました。円安と
いうのも海外からの観光客には追い風になっているのでしょうか。
そういえば、その昔に日本から英国へといったツアー客が、有名ブランドのお店に
案内されたら、ほとんどの客が高額なコートを購入して店を後にしたといわれたこと
を思いだしたことです。
爆買いとくらべると、こちらはずいぶんとみみっちいことでありまして、昨年の
一年で購入した本の代金を合計しても、はるかに及ばずであります。
ここ一週間での本買いというと、ほんと恥ずかしやで、次の二冊であります。
- 作者: 堀江敏幸
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2016/01/29
- メディア: 単行本
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- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2016/01/25
- メディア: 雑誌
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いくらでありましょう。
堀江さんの小説は、ちょっと寝かせてから読むことになりそうです。先日に数年も
寝かせている堀江さんのものを、やっとこさで読みはじめました。すこし読めそうな
感じになっています。ところで、この小説は、何年ねかせているのかと思ったら、
10年をこえていました。この小説には、はじめのところにディノ・ブッツァーティの
短編集「K」というのが登場するのですが、たぶん、日本では翻訳がでていないで
あろう、この本が気になっていたりして。
「芸術新潮」はフェルメールの特集です。フェルメールのところはおいといて、これ
で一番眼をひいたのは、「Dr.マーカスの総天然色ニッポン」というページ。
「終戦から10年後、北海道の米空軍基地に赴任した若きアメリカ人心臓医は、カメラ
が趣味。当時希少だったカラーフィルムで、好奇心の趣くまま、日本各地を撮影して
回った。懐かしくも鮮烈な日本の風景が、いま60年ぶりによみがえる。」
このページには、上のようにありました。
1955年から56年に北海道千歳基地にいたとあるのですから、ここにうつって風景とか
人物には親近感をいだくことです。5歳くらいの男の子がうつっていたりしたら、
自分もこうであったなと思います。
スキーをしている男の子が写っている写真には、「背後は阿寒湖か?」とあります
が、どうも阿寒湖ではないように思うものの、それじゃこれはどこなのでしょう。