読んでから買うか、買って読まないか

 本日は図書館へといって、借りている本の入れ替えです。なかなか読み

終わらないものですから、再度借りる本が、その半分です。本日で期間が切れ

百鬼園先生の「戦中・戦後日記」を持参しましたら、その巻はまだ期間が

残っていて、もう一冊のほうはどうされましたとカウンターの司書さんに聞かれ

ました。まったく迂闊なことであり。

 本日に借りてきたものの一冊は、見つけたら買いましょうと思っているので

すが、市内の本屋で見つけることができず、そのうちと思っていたら図書館の

文庫棚で発見です。文庫とか新書なんて図書館から借りて読むものではなく、

買って読むものでしょうと、これまで思っていましたが、買った本よりも借りた

本のほうが読む比率が高いので、読むためには借りるほうがよろしいようです。

 こんなものでさえ、市内では見つからないのか(人気が高くて売れたと思い

たいこと)と、残念に思うのですが、その一冊は次のもの。

あなたと原爆 オーウェル評論集 (古典新訳文庫)

あなたと原爆 オーウェル評論集 (古典新訳文庫)

 

  この本のあとがきにもあるのですが、平凡社からでた「著作集」とか「評論集」

があって、そのほか岩波文庫のものなど、かなりもっているのですが、これが読む

ことができていないのですね。

 この文庫に収録のものは、かなり有名な文章でありまして、タイトルを見たら、

半分くらいは読んだことがありました。(もうちょっと多いかな)

ジョージ・オーウェルといえば、平凡社選書の「右であれ左であれわが祖国」が

最初の一冊で、これの編者は鶴見俊輔さんでありました。

 ちなみに今回の訳では、「右であれ左であれ私の国」となっています。

まずは、このあたりを読んでみることといたしましょうぞ。

右であれ左であれ、わが祖国 (1971年)

右であれ左であれ、わが祖国 (1971年)