本日の夜のドラマ

 お正月は、TVなども特別番組がいっぱいに組んでいて、本を読み続けるというに。
きびしい環境になります。
 いつもでありましたら、まったく見ることがないBSのショッピング番組がほぼ姿
を消して、その時間にかって評判がよかった番組の再放送などがあるものですから、
せっせと録画するのですが、さて、これはいつに見られるのでありましょう。
 そうしてとった番組には、「須賀敦子さんのイタリアでの足跡」をたどった6時間
のものもありました。これはDVDとして販売されているものと同じなのでしょうか。
TVではありませんが、NHKFMでは、本日と明日に「東京JAZZ」あわせて13時間ほどあ
ります。欲張ってこれもネットラジオから録音(?)しています。
 TVを見ているのですが、どちらかというと録画保存したものを再生しながら楽しん
でいることのほうが多いようでありますね。
 本日、放送にあわせて(録画することなく)見ていたのは、「富士ファミリー」で
あります。NHKの新春スペシャルドラマということで、力がはいった作品のようです。
当方が眼にした新聞の紹介には、「薬師丸とキョンキョン、片桐の共演といえば、小
気味よいテンポだった朝ドラの名作『あまちゃん』を連想するが、こちらは不思議な
要素を盛り込んだ『ほんわか系』」とありました。
 薬師丸さんと小泉さんが二人でうつった新聞テレビ欄を見ただけでも、これは見て
みましょうかと思ったのですが、番組をみて最初のタイトルロールのところに脚本が
木皿泉とあって、それならそうと新聞でもコメントすれよなと思ったことです。
 出てくる役者さんのほとんどは木皿泉ドラマにでているひとばっかしではないです
か。小泉、片桐、高橋は「スイカ」ですし、薬師丸は、NHKであった木皿ドキュメント
入れ子ドラマに出演でした。他のみなさんは「昨夜のカレー、明日のパン」の出演
者たちでした。
 そういう意味では、木皿ワールド全開というドラマですね。
これまでまるで出演したことがないのは、マツコロイドですが、これの登場について
は、木皿さんが「波」1月号「カゲロボ日記」に 書いていましたです。
「 11月17日 私たちが書いたお正月ドラマ『富士ファミリー』に、マツコロイドが
出るのだが、そのシーンの収録が今日だったらしく、プロデューサーと電話している
と、今撮り終わって、これから移動ですと言う。もちろん、プログラミングされた
ロボットがセリフを言うわけで、出来上がりは私にも想像できない。マツコロイドを
出そうかという話がでた時、初めは、お正月だし、まぁにぎやかしみたいな感じで
書こうと思っていたのだが、だんだん欲が出てきて、やっぱりマツコロイドにしか
言えないセリフを書きたいと考え、初め、ロボットは嘘つかないというイメージを
思い立つ。結果、ものすごく重要なシーンになってしまった。読み返すと、これ
めちゃくちゃ泣けるシーンじゃん、と自分でも驚く。」
 子どもと動物には、名優もくわれてしまうといわれていますが、これからはマツコ
ロイドのような演技をしない役者(?)がクローズアップされるのでしょうか。