購入した本

 ひさしぶりにミステリー(?)の新刊を購入です。
 これは旅の友として購入をしたものですが、さて車中で読みすすめることができる
でしょうか。

古書奇譚 (集英社文庫)

古書奇譚 (集英社文庫)

 どのような本であるのかわかりませんが、主人公が古書商というのがよろしです。
最近は古書店につとめる「栞子さん」が活躍する小説があたったせいもありまして、
古書とかをねたとする小説がずいぶんと増えたようであります。こうした作品でと
りあげられた本が、装いもあらたにして再刊されることもあって、こうした小説が
良く読まれるのは歓迎であります。
 かっては、こんなに古書店などを舞台にした小説はなかったように思います。
日本のものでいえば、梶山季之さん、紀田順一郎さん、野呂邦暢さんなどの作品が
思いうかびますが、そんなに多くはなかったようです。
 翻訳ものでは、ポケミスに「古書殺人事件」というのがあって、当方はこれが古
書価が高かったが、ひさしぶり改版して復刊したというニュースをみて、ミステリ
はあまりなじみがなかったのですが購入し、読んだ記憶があります。
古書殺人事件 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ 113)

古書殺人事件 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ 113)

 いまでも新刊がでると買ってよみましょうと思っているのは、ジョン・ダウニン
グのシリーズです。だんだんマンネリになりそうですが、それなり読んで楽しいこ
とです。(当方は、本当は殺人事件の起こらないミステリが好みでありまして、
残虐シーンが伴うものは、読みすすめることができません。どうもルメールの作品
とは相性がよろしくない。)
死の蔵書 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

死の蔵書 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

幻の特装本 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

幻の特装本 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

災いの古書 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

災いの古書 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

 そういえば、古書にはまったく関係がないけど、この時期のミステリといえば、
フロスト警部ものですね。本日はマコーレ・カルキンが主役をつとめる映画の放送
がありますが、これとかニューヨーク市警察のジョン・マクレーン部長刑事が主人
公の映画は、クリスマスにむかっての昂揚した気分で見物するものです。
クリスマスのフロスト (創元推理文庫)

クリスマスのフロスト (創元推理文庫)