先日にネットを見ていましたら、山口昌男さんの新刊がでると告知がありました。
いまだ確保にむけて動いていないのでありますが、本日届いた「一冊の本」2月号の裏
表紙のところに晶文社の広告がありまして、そこに山口さんの新刊の告知がありまし
た。
- 作者: 山口昌男
- 出版社/メーカー: 晶文社
- 発売日: 2015/01/17
- メディア: 単行本
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ありました。亡くなって2年でありますが「孤高の文化人類学者」といわれると、そう
かなと思ってしまいます。なんとなく、こうした形容は一人歩きしそうでありまして、
あと十年もしたら、「孤高の人」といわれるようになるのでしょうか。
晶文社のホームページには、もちろんこの本がとりあげられているのですが、そこに
は、「孤高の文化人類学者」という文字はありませんです。
http://www.shobunsha.co.jp/?p=3430
「本書は、著者の遺志を継いで”幻の遺稿”を整理・編集し、刊行する」とありますが、
晶文社のページを見ましたら、編集担当は、もと筑摩の間宮幹彦さんと、専属偏執者とも
いわれる川村伸秀さんのお二人であるようです。
山口昌男さんが「菊谷栄」さんのことを調べているというのは、ファンにとっては周知
のことでありまして、あちこちで言及されているはずです。
手近に山口昌男さんの「文化と仕掛け」という本がありましたが、それを開きますと、
「エノケンをつくった菊谷栄」という文章があります。
文化と仕掛け (1984年) (Scrap book〈no.2〉)
- 作者: 山口昌男
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 1984/03
- メディア: ?
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