ブックオフでも

 昨日は「芸術新潮」を購入してから、ブックオフにも立ち寄りました。
 百円本を何冊か確保できぬかと思って棚を見ていましたが、これはと思うものがなし
でありました。なかに一冊、気になったものがあったのですが、当方の守備範囲のもの
ではなかったので、これは見送りとしました。次にいったときにまだありましたら、
手にしてまたなかをのぞいてみます。
 ということで購入したのは、百円本の文庫本が一冊で、半額文庫が一冊でありまし
た。

popeye物語―若者を変えた伝説の雑誌 (新潮文庫)

popeye物語―若者を変えた伝説の雑誌 (新潮文庫)

 こちらが百円のほうです。表紙を見ましたら76〜81とありますので、当方は20代後半
から30代にかけての時期でありますが、家庭をもって、子育てをはじめた頃で、なかな
か「POPEYE」どころではありませんでした。あの時期に読んでいた雑誌というのは、
「暮らしの手帖」でありました。
この本のカバーには、「60年代の反米気分に嫌気がさした若者達に熱狂的に受け入れら
れた。」とあるのですが、学生反乱のことをいうのでありましょうが、反ベトナム戦争
というのはありましたが、それが反米気分ということかなと、ちょっと首をかしげる
とであります。反ベトナム戦争はUSAの若い人たちの運動にもあって、そういう人とは
つながっていたという気分でありますね。
 もう一冊は、半額本でした。
古書ミステリー倶楽部II (光文社文庫)

古書ミステリー倶楽部II (光文社文庫)

 前にこれの1を買って楽しみました。2がでているのは知りませんでしたが、これが
見つかりましたので、購入です。これはすこしページをかせぐために読むことにします。
こうしたアンソロジーは頭から読むことにはなりませんので、一番最初には、ページの
少ないモノとしようと思っていますが、中井英夫さんのものを最初にしようかな。