本日の仕事帰りに、本屋に立ち寄って赤い表紙の「芸術新潮」2月号を購入しました。
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2015/01/24
- メディア: 雑誌
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を見ていたのですが、ここらにあるだろうと思うところになくて、あらまどうしたか
と、ほかにいこうかと平台を見ましたら、ここに真っ赤な表紙のものが三冊積まれて
いました。いつもより売れるということで、多くはいってきたものでしょうか。
さらっとながめて見ましたが、昨日に話題にした44年前に「京都書院」での展示に
言及している人はなさそうであります。当方にとっては思い入れが深いだけに、どこ
かにあればうれしかったのですが、これは残念。
赤瀬川さんおさわがせ時代に手がけた「現代詩手帖」の表紙デザインの画像が話題
にならないのもさびしいことです。前にも記したことがあるかもしれませんが、この
時代の「現代詩手帖」の表紙には、赤瀬川さんがほとんど模様にしか見えないような
小さな文字で、ある言葉を埋め込んでいました。京都書院の展示では、その文字が
はっきりと認識できるように、表紙のところに拡大鏡がおかれていたように思います。
それを通してみると、あれれ、こんな文字があるのかです。
数年前に帷子さんという詩人が再び話題となったときに、図書館で帷子さんの詩が
掲載された「現代詩手帖」を手にしましたが、ちょうど赤瀬川さんが表紙を担当して
いたのは、その時代でありました。
この特集にあるアンケート「私が好きな赤瀬川原平の仕事」に答えてみましょうか
な。
1 出会いについて
ご本人とはお会いしたことがなく、著作を通じて親しくなりました。
「朝日ジャーナル」で連載のものが最初でしょうか。
オブジェを見たのは、京都書院での展示がはじめてでした。
2 好きな作品、影響を受けた作品は?
やはり「桜画報」でしょう。「桜画報」は、いくつかの版で持っていましたが、
今は文庫本では確認できるのですが、ほかはどの版が手元に残っているのでしょう。
3 その理由
雑誌をのっとるという発想でありました。「朝日ジャーナル」は、桜画報の包装紙
といわれたわけでして、朝日の偉いさんが激怒したのも当然ですが、これぞ駄々
イズムでしょう。
4 特におすすめの著書
やっぱり「桜画報」、つぎには「トマソン」
5 あなたにとっての赤瀬川原平をひと言で表すと?
大まじめにお騒がせをする人
6 特別な思いでなどあれば教えてください。
一度ご本人の顔を見てみたかったことです。