学校は冬休みにはいったようであります。こちらの学校の冬休みは25日間となります
ので、1月中旬すぎまでお休みです。
そういえば、カレンダーの関係でお役所などもお正月休みにはいったようです。
当方は、本日はお休みとなりましたが、仕事は来週まで続きます。
今年も残り少なくなりました。家の中の片付け、買い物、お正月の準備といろいと
やることが多しです。やっとこさ、すこし年賀状の宛名書きをいたしました。
この冬は、一度はすこし雪が積もったのですが、その後の雨ですっかりとけてしま
い、今は積雪がない状態です、帰省を機に雪遊びをしようと思っている方にはお気の
毒であります。
買い物にでたとき、書店に立ち寄り文庫本を一冊購入です。
- 作者: 林望
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2014/12/10
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログ (5件) を見る
か手にしたことがあるように思いますが、特にはまることもなしでした。専門は書誌学
とは聞いていたものの、その関係の本には縁がありませんでした。
今回、ちくま文庫となったのを機に購入したのですが、これの元版はかって新潮文庫
として刊行されていたとのことです。これにはまったく気づいておりませんでした。
この文庫の冒頭におかれた文章「逃した魚」の最後のところを引用です。
「せっかく縁あって巡り合った書物を、私の不見識から手に入れずにしまった。その
ことが悔やまれるのである。それ以来、私は只今特に必要のない本でも、巡り合って
なんだか縁のありそうな本は、多少の無理をしても買うことにしたのである。」
これは手にした時は研究対象周辺の本で、それを理由に購入をパスしたら、その後
そこに研究の中心にうつってきて、こうなるのであれば、あのときに購入しておくの
であったという話です。
べつに研究の対象ではなくとも、本との付き合いでは、こういうことは経験をする
ことであります。