月の輪目録十七

 数日前からネットで話題となっていた「月の輪書林 古書目録十七」特集 ぼくの
青山光二が、本日、当方のところにも届きました。送っていただけているのだろうか、
それとも目録の価格2000円を添えて発送のお願いをする必要があるのだろうかと心配
をしていたのですが、月の輪書林さん、いつもありがとうございます。
 青山光二さんについては、知るところ少なく、作品も「われらが風狂の師」を読んだ
くらいであります。

われらが風狂の師 (新潮文庫)

われらが風狂の師 (新潮文庫)

 この作品を手にしたのは、エキセントリックな主人公に関心があってのことでありま
した。
 その次には、講談社文芸文庫に入っていた織田作之助についての本をブックオフで手
にしました。普通であれば、すぐに買いましょうとなるのですが、一瞬ためらって、
それを戻したら、それっきりで縁がなくなり、その後になって、岩波文庫夫婦善哉
入って、大阪へといったときに織田作ゆかりの地などをぶらぶらと散策するにつけ、
あの本を買っておくんだったと悔やんだものです。
青春の賭け 小説織田作之助 (講談社文芸文庫)

青春の賭け 小説織田作之助 (講談社文芸文庫)

 さて、今回の目録からなにを注文いたしましょうぞ。