がんばれ町の本屋 2

 本日は金井美恵子さんの「お勝手太平記」をすこし読んでおりましたが、あまり
はやくに読むにはもったいないので、これはやすみやすみにします。
 そういえば、「がんばれ町の本屋」であります。「地方創世」だそうですが、こわす
にいいだけこわしておいて、「地方創世」もないだろうと思います。便利とか目先の利
益にまよってしまって、道を間違ってしまっています。先導している人たちが間違えて
いると意識せず(?)にいて、またまたこちらへと誘導しているのでありますからして、
だまってついていったら、とんでもないことになりそうです。
 それはさて、町の本屋さんで買った本であります。

 日経文芸文庫というのに、これまで縁がありませんでしたが、初めての購入であり
ます。「奇縁まんだら」については、新聞連載中と単行本になった時に話題としたこと
があります。
http://d.hatena.ne.jp/vzf12576/20070901
http://d.hatena.ne.jp/vzf12576/20080608
 今回の文庫帯には、「4冊シリーズの、まず第一弾」とありますから、このあと続々
と文庫化されるのでありましょう。楽しみに待つことにいたしましょう。 
 もう一冊もシリーズ物でした。
本棚探偵の生還 (双葉文庫)

本棚探偵の生還 (双葉文庫)

 ミステリーの世界には明るくないのでありますが、ミステリーコレクターの生態を描
いたものは面白しです。本棚探偵シリーズも既刊四冊ですが、すでに三冊が文庫化され
ています。文庫よりも元版のほうが楽しそうでありますが、元版は文庫よりもぐんと
お高いので、これはありがたい。