北の無人駅から 5

 「北の無人駅から」を手にして、「CLICK」というほとんど取材メモ又は注という趣
のページに目がいっています。
 昨日に引用した「浜圭介という作曲家もまたとてつもない作曲家なのである。」と
いうのは、この「CLICK」というページにあったものです。
「増毛」についての「「CLICK」には、つぎのような項目があります。
・ 増毛駅基本データ
・ 留萌本線とは
・ 石狩挽歌とは
・ 成金と北海道
・ ヤン衆は差別語
・ ニシンとは
・ 出面とりとは
・ 北海道遺産とは
・ 映画「駅」とは
・ 風の強さとは
・ 増毛とは
 このような感じでまだまだ項目は続きます。これが本当に参考になることであります。
映画「駅」とはのところからは、昨日に引用させてもらったのですが、それよりも前の
ところに、「石狩挽歌とは」がおかれているのであります。
「まったくすごい詞。すごい歌だと思う。たったワンフレーズ耳にしただけで、ニシン漁
の土着的な風景を強烈に喚起させられる。そんなすごい力が『石狩挽歌』という歌には
ある。昭和50(1975)年に北原ミレイが唄ってヒットした。生みの親は、昭和歌謡界を
代表する作詞家の、なかにし礼(作曲は浜圭介)。のちになかにしは、この歌の誕生秘話
を記したともいえる自伝的小説『兄弟』を書いた。・・・
 名曲『石狩挽歌』は、増毛の浜の情景から生まれた。ありし日のニシン場時代の息吹を
感じるには打ってつけの曲と小説である。」

兄弟

兄弟

 増毛は「ましけ」と呼びまして、ぞうもうではありませんが、「昭和40年代以来、
増毛駅の縁起きっぷ(普通入場券)が売れ続けているという。『頭髪問題』に悩む人など
が『育毛効果』を期待して買っていくらしい。」であります。そういえば、当方も増毛駅
の入場券を買い求めたことがありましたが、購入した時には増毛駅無人化となっていた
ようです。