夏祭り

 本日は町内の夏祭りとなりました。午後には子どもたちの御神輿がまわってきまし
た。ご多分にもれずで、この町内も高齢化が進んでいまして、ご近所にはお年寄りの
一人暮らしのお宅や、空いてしまったお宅が多く、子どもは少なくなっています。
今から三十年ほど前には、ずいぶんと子どもたちが多く、御神輿もにぎやかでありま
した。
 最近は空き家になっていた古い住宅に、若いご家族が移り住んできていて、子ども
たちの遊ぶ姿を眼にすることができるようになっています。古い住宅は家賃がお安く
て、小さな子どもたちが、やんちゃしても家を傷めてということが問題になりません
ので、良いことでありますね。
 さて、本日は午前中に岩波「図書」と新潮「波」が届きましたです。「図書」では
まず編集担当さんがお書きになった「こぼればなし」に目を通すことになりです。
「図書」の締め切り時点では、直木賞の発表にはなっていませんので、「どの候補作
が受賞することになるのか、本欄執筆時のいまは、神のみぞ知る。はたして『月の
満ち欠け』の受賞はなるのか、吉報を待ち望んでいるのは、佐藤さんや小社だけで
なく、ほかの候補のみなさまやその版元もおなじことでしょう。」と記されていまし
た。
 こういうのを目にしますと、あらためて良かったことと思います。
 そんなわけで、本日は「月の満ち欠け」の登場人物が口にする黛じゅんが歌った
「夕月」という歌を聞きながら、お祝いであります。
この曲は、由紀さおりさんがカバーして話題になったものですが、作詞なかにしれい
さんで、作曲は黛さんのお兄さんである三木たかしさんによる曲。ちなみにこの曲が
発表されたのは1968年でありました。この年にはいろんなことがありました。