年の初めに 6

 年が明けて、仕事もはじまっているのですが、いまだなんとなく調子があがりま
せん。先週末から仕事をしていますので、休みぼけではないと思いたしですが、
まあそのうちに調子もあがってくるでしょう。
 そういえば先年の暮れに、次のものを買っておりました。

BRUTUS (ブルータス) 2014年 1/15号 [雑誌]

BRUTUS (ブルータス) 2014年 1/15号 [雑誌]

 ブルータスの本特集は買うようにはしているのですが、当方にとってはあまり実用
的ではありません。これを見て購入することは、これまでもあまりなかったように
思います。たぶん、今回もそうでしょうが、当方にとって息子のような世代の人たち
が、どのような本をあげているのか興味があってのことです。
 「追い込まれたって大丈夫。」というくくりでのおすすめ本が6冊あがっていまし
た。伊藤聡さんと作家 松田青子さんが選をして、対談でコメントをするという趣向
です。
 ここであげられているのは、次のものです。
 ・ ならずものがやってくる   ジェニファー・イーガン著  早川書房
 ・ キャッチ=22       ジョーゼフ・ヘラー著    ハヤカワ文庫
 ・ ぼくのともだち       エマニュエル・ボーブ著   白水Uブックス 
 ・ バベットの晩餐会      イサク・ディーネセン著   ちくま文庫
 ・ 新訳 地下室の記録     ドストエフスキー著     集英社
 ・ 九年目の魔法        ダイアナ・ウィン・ジョーンズ著 創元推理文庫
 ものの見事に一冊も読んでなしですが、有名な作品のタイトルは、もちろん承知して
います。
 この対談をみてみますと、「九年目の魔法」を読んでみたくなりました。この作者
の名前は知りませんでしたが、スタジオジブリが製作した「ハウルの動く城」の原作者
だそうです。イギリスはファンタジーの本場でありますからね。
 これに一冊付け加えるとしたら、なにがいいかな。
 本日の気分では、これにしてみましょう。
木のぼり男爵 (白水Uブックス)

木のぼり男爵 (白水Uブックス)