最近の購入書から

 読むほうがさっぱりでありますので、購入のほうもぱっとしません。
二月は当方の誕生月でありますので、そのお祝いに何か自分向けにとは思っています
が、これはアマゾンではなくて、普通の書店で購入したいものです。
(これについては、確保することができましたら話題にすることといたしましょう。)
 

ジャンナ

ジャンナ

 これはブックオフで購入です。伊井直行さんのものは、当方のような年齢のもの
でも楽しく読むことができると思いますが、これはちょっと違うかな。
 当方と同年代の人から、おすすめの作家はといわれましたら辻原登さんと堀江敏幸
さんの名前をあげるようにしていますが、それに伊井さんの名前もあげたいところで
ありますが、さて、伊井さんの今のところの代表作は何でありましょう。
講談社文芸文庫にはいった作品などでしょうか。)
 堀江敏幸さんのみすずからの新刊を入手しました。
余りの風

余りの風

 こうして手にしてみましたら、堀江さんは「みすず」が似合うことです。
もともとご自分で装幀をなさったりするはずですが、どの出版社からでていても堀江
さんの作品世界が本の形となっています。この本は、「十数年前に刊行した『書かれた
手』とおなじく、さまざまな媒体に発表した批評的な散文をまとめたものだが、両者を
貫く細い自問の線の質は変わっていない。」とあります。「批評的な散文」というの
は、苦手であったりしますが、書評とは違って、堀江さんが日頃から読み込んでいる
作家などについてのものが中心となります。