岩波現代文庫の十冊は、当方が手にしたことのない本があがっていて、驚きました。
特には、吉村昭さんの「白い道」という本ですが、これはまったく知りませんでした。
いったいどういうものなのかと検索をかけてみました。当方の行きつけの本屋は、数年前
まで岩波現代文庫が入荷していまして、いまもすこし背中がやけた現代文庫がならんで
いますので、もしこれが見つかったら購入することといたしましょう。
「ご冗談でしょう、ファインマンさん」が一番というのも驚きです。ファインマンさん
のものは、何冊かでているのですが、当方が購入したのは「ファインマンさん、最後の
冒険」というお若い方が書いた「トゥバ旅行挑戦記」のみであります。
加藤周一さんのものは当然確保しているのですが、「読書術」というのは、その昔に
「カッパブックス」の一冊であったものですね。これが岩波からでるというのですから、
時代はかわった。
岩波のこのランキングで、当方がいちばんなじみがないのは岩波ジュニア新書であり
ますね。これにあがっているものは、本当に一冊も手にしておりません。(自慢にも
なりませんが。)
1 詩のこころを読む 茨木のり子
2 <銀の匙>の国語授業 橋本武
3 砂糖の世界史 川北稔
4 漢詩入門 一海知義
5 ヨーロッパ思想入門 岩田靖夫
6 正しいパンツのたたみ方 南野忠晴
7 フランス革命 遅塚忠躬
8 社会の真実の見つけ方 堤 未果
9 パスタでたどるイタリア史 池上俊一
10 地球をこわさない生き方の本 槌田 劭
このリストをみていますと、なんとも勉強熱心な学校の熱意あふれる先生が、生徒たち
にこれはいいぞと薦めているのが見えるような気になります。それはそれでいいのであ
りますが、もうすこしお行儀が悪くともいいのになです。