先日購入した本であります。大人買いといっても、当方の予算は、まずは1万円で
ありましたので、後藤明生さん2冊と金井美恵子さんについての早稻田文学を購入し
ましたら、ほとんど残金がなしという状況です。三冊でもそこそこの重量となりまし
て、財布は軽く、かばんは重くであります。
ということで、あれこれと欲しい物がたくさんあったものの中から、購入したのは
文庫本が二冊で、次のものでありました。
- 作者: 黒岩重吾
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2018/02/07
- メディア: 文庫
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りましたが、これまでまったく作品を読むことはなしでありました。最近読んでみる
かなと思うようになったのは、大阪に親戚ができて、作品の舞台となったあたりの
風景になじんできたからかもしれません。
黒岩さんはベストセラー作家でありましたので、かっては角川文庫などでたくさん
でていましたし、古本では容易に入手することができたのですが、ここのところは、
すっかり姿を消してしまって、なかなか思う作品を手にすることができなくなった
いたようです。
この「飛田ホテル」は、かって角川文庫ででていたものを復刊したものとあります。
その昔は、角川文庫のものなんて、馬鹿にして買わなかったからな。(すこし反省で
ありますね。)
- 作者: 西成彦
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2018/01/17
- メディア: 文庫
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れているのですが、これの11人の小説家の一人として名前を知っている人はなしで
あります。という、ことからは、ずいぶんとマニアックなアンソロジーといえるで
しょう。
そう思ってなかを開いてみたら、イツホク・バシェヴィス・ジンゲルという作家
さんが1978年にノーベル賞を受けたとありました。そんな人がいたのかと名前を
よくみてみましたら、括弧のなかにアイザック・バシェヴィス・シンガーと表記され
ていました。そうなんだ、この名前の作家なら知っているわ。
当方が名前を知っているイディッシュ語の作家といえば、I・B・シンガーただ一人
でして、この文庫を購入したときに、未読となっている岩波少年文庫を読まなくては
と思ったことです。
- 作者: アイザック・バシェビスシンガー,工藤幸雄
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1990/07/02
- メディア: 単行本
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