百歳までの読書術 5

本の雑誌」が2月号で、「百歳までの新読書術」という特集を組んでいるのですが、
その昔には、「読書術」とか「読書法」と題された本が普通にでていましたですね。
 昨日に、頭に思い浮かんだのは、次の一冊でありました。

 これは、河出書房からでていた「人生読本」というシリーズの一冊となります。
いかにも「編集プロダクション」が作成したもののようでありまして、これの中を
みても、編者についての記述はなく、巻末におかれた「”読書術”に関する主要参考
文献」のところに「文献情報センター作製」とあるのみでした。
 これで一番興味深いのは、この巻末の「ブックリスト」であるのかもしれません。
三段組み 10ページにびっしりと参考書があげられています。
参考書の区分は、次のようになりますが、ほとんど当方に無縁のジャンルもあること
です。
 一 いかに読むか
  1 読書術
  2 雑誌
  3 新聞
  4 絵本
  5 辞書 
  6 古書
  7 百科辞典
 二 読書とその技術
  1 読書と整理
  2 速読術
  3 読書会
 三 何を読むべきか
  1 読書案内
  2 名著案内
  3 書物の本
 四 図書利用法
  1 図書館
  2 図書館の選書法及びその利用
  3 読書調査
 五 読書と教育
  1 読書指導
  2 若き日の読書
  3 子どもと読書
 六 読書と人間
  1 読書心理
  2 読書と人生
  3 読書論
  4 書物の歴史
  5 読書とその周辺
  6 読者論
  7 その他
 七 書斎
 八 雑誌特集号
  1 読書一般
  2 出版・書店
  3 雑誌
  4 辞典・辞書・百科事典