岩波少年文庫創刊60年記念

 岩波少年文庫創刊60年を記念してのフェアが全国の協力書店で開催されているとの
ことです。7月の上旬からとのことですが、当方はいまだに、このフェアをしている
書店に足を運んでおりません。
 岩波「図書」の広告を見ましたら、「わたしの好きな岩波少年文庫」というのが
ありまして、これには「荒井良二」さん、「上橋菜穂子」さん、「江國香織」さん、
梨木香歩」さん、「松原秀行」さんが三冊をあげています。この5人の方々は、
ほとんど当方にはなじみのない方でありまして、世代交代を実感することであります。
 この方々があげているタイトルは、当方にもなじみのものがありまして、すこしは
ほっとするのでした。
 そういえば、中公新書は2000点刊行したのを記念して「中公新書の森」という冊子を
だしたのですが、岩波少年文庫もそのぐらいしてもいいのではないかと思うのですが。
 記念フェアでは、売れ筋のものを中心にリストをつくっているようですが、その
トップにおかれているのは、「星の王子さま」です。これは当然でしょうか。
 この広告を見た時に、自宅のどこかに「岩波児童図書目録」とか、
「本を読みなさいっていわないで」という冊子があったことを思いだしました。
「図書目録」が好きで集めたりしているのですが、これがどこに収納されているのか
わからなくて、まだ確認するにいたっていません。
 これを機に、すこし時間をかけて探してみることにいたしましょう。