本の探偵

 九州から関西にかけては大雨のようですが、こちらは夜に傘マークがでていた
ものの、なんとか雨となるまえに帰路につくことができました。
 すこし早くに仕事場をでましたので、久しぶり帰り道にある「ブックオフ」に
たちよりました。そこの百円棚で入手したのは、本日のタイトルになっています
「こちら本の探偵です」(径書房刊)となります。
この本には、赤木さんのサインが入っていました。この町に来て講演かをした時に
きっとサイン会をしたものでしょう。1997.7.29という日付と、相手のお名前が
記されていました。(この方は、どうして手放したのでしょうか。)
「こちら本の探偵です」は、現在はちくま文庫にはいっていますが、この元版は、
装幀と挿画が「沢野ひとし」さんでありまして、沢野さんが、晶文社の本をつくると
こんな感じかと思わせるものです。

 元版の装幀が文庫本となったときは、以下のごとしですが、これは元版のほうが
ずっとよろしではないでしょうか。

こちら本の探偵です (ちくま文庫)

こちら本の探偵です (ちくま文庫)

 赤木かん子さんのこの本は、新刊の時に話題となっていて、文庫になったときに
読んでみようと思っていたのに、手が出なかったのは文庫の装幀のせいもあるで
しょうか。
 ちなみに元版の裏カバーの挿画は、以下のものです。やっぱり晶文社の雰囲気だね。