最近の翻訳小説 3

 昨日にデヴィッド・ロッジの「ベイツ教授の受難」を購入したことを記しましたら、
本日に朝日新聞読書欄に、この本がとりあげられていました。(評者は鴻巣友季子
さん)
 午後に買い物にいったついでによった本屋でかかげてあった日経の書評欄にも。この
作品がとりあげられていて、これを見るかぎりでは随分と話題になっているようです。
この作品は、中高年むけのもののようにも思えますので、これを取り上げているという
ことは、両新聞の読者層は年齢が高いということでしょうか。
 それにしても、今回の作品は当方は知らなかったのですが、前評判もたかかったので
しょうね。この本につけられている帯には、「欧米各紙誌絶賛!『ロッジ教授』の到達
点!」とあり、各紙での評の一部が掲載されています。評は、いずれも女性の手になる
もので、次の三人でありました。
 ミチコ・カクタニ「ニューヨーク・タイムズ
「 イーヴリン・ウオーを思わせる生気に満ちた筆致で主人公の<冒険>を語る、
ロッジ作品のショーケース。」
 ( ミチコ・カクタニさんとは、どういう人でしょうか。)

 ジョイス・キャロル・オーツ「タイムズ文芸付録」
「 抱腹絶倒でありながら、哀切を誘う作品 」
 (  ジョイス・キャロル・オーツさんは、小説家、おいくつになられたか。)
 
 マーガレット・ドラブル 「 ガーディアン」
「 いつものロッジ作品同様、非常に面白く読め、親しみを覚える。集大成といえる
見事な新作」 

 最近は、積ん読が続いていたロッジ作品ですが、これをみると、近日中に読み始め
なくてはいけないとなりますね。