榛地和装本 終篇

 ウェッジからでた「榛地和装本 終篇」は、3月に大阪へといった時に、梅田の旭屋
書店で購入したのですが、そのことは、拙ブログでも報告をしておりました。

榛地和装本 終篇

榛地和装本 終篇

 河出書房の編集者であった藤田三男さんが自ら装幀した本を話題にした「榛地和
装本」は98年にでたのですが、これの続編にあたるものが、まさかでることに
なろうとは思ってもみませんでした。(「榛地和装本」については、昨年に何回か
とりあげたことがありました。
 http://d.hatena.ne.jp/vzf12576/20091010  )
 ウェッジという出版社のホームを見ましたら、すでに20年も前から会社は存在して
JR東海関連の図書等を刊行していたものですが、それがどうして一般の文庫本をだす
ことになったのかはわかりませんが、服部さんという編集者を得て、奇跡のような出版
活動を行いました。まさに太く短くの見本のような話しです。
 藤田三男さんは、この文庫からでた浅見淵さん編集と装幀を担当し、野口富士男さん
のものの装幀を担当しているのでした。
新編 燈火頬杖―浅見淵随筆集 (ウェッジ文庫)

新編 燈火頬杖―浅見淵随筆集 (ウェッジ文庫)

作家の手―野口冨士男随筆集 (ウェッジ文庫)

作家の手―野口冨士男随筆集 (ウェッジ文庫)