本をつくる人

 林檎というのは、歌い手さんの名前にもなっていますが、ほかの果物にはないものを
感じます。そういえば、戦後最初のヒット曲のひとつは「りんごの歌」でした。
 これは「アダムとイブ」の話しに林檎が登場して特別な果物となっていることと関係
があるのでしょうか。
りんごがマークとなっているとしたら、ビートルズのレコードレーベルでありますし、
コンピュータもそうですよね。ニュートンさんも林檎でありました。
(コンピュータのマックとりんごのマッキントッシュはすこし綴りが違いますが
りんごの種類としては旭でありまして、当方のこどものころには、すこし酸味が強くて
りんごとしてなじんでおりました。)
このようにならべてみると、りんごはずいぶんと知的であるように感じます。りんごに
かかわる人もそうでしょうか。
(http://homepage3.nifty.com/malus~pumila/tabl_1/tabl1.htm
日本で栽培されている林檎についての百科のようなページがあると、教えていただき
ました。子どものころ一番食べたのは49号といってましたが、これのことを雪の下と
も呼びました。一般的な名称は国光ですが、これが一番なじみがありませんでした。)
 一昨年の2月に、このブログをはじめてまもなくに、本をつくる人ということで、
小平林檎園のことをとりあげました。(http://d.hatena.ne.jp/vzf12576/20070213
それ以来、機会があれば小平林檎園版の「明るさの神秘」宇佐見英治を入手したいもの
だと思っておりましたが、それから時を経て、やっと安価な小平林檎園版を見つけて
入手することができました。安価であるのは、朱線がたくさんひかれているからで
ありますが、朱線を辿っていけばこの本のかっての持ち主を推理する手がかりになるの
ではないかと思って見て居ります。