節分が終わったのですから、本日は立春でありますか。これからはすこしずつ
あたたかになっていくのでありましょう。春の訪れを告げる日が誕生日というのは、
ミュージシャンの山下達郎さんでありまして、彼がDJをつとめるラジオ番組では
この時期、彼の誕生日をお祝いするメッセージがリクエストはがきとあわせて
常連さんから殺到するのでありました。小生も２月は誕生月ですが、そんなに
お祝いをしてはもらえないなということで、自分にむけてプレゼントなどを
買っておくることにするのでした。あれこれと理由をつけて、自分の好きなものを
購入するのはいつものことでありまして、そういう意味では毎月が誕生月では
ないのかいといわれそうであります。
本日は、一度に三つも注文してあった品が届きました。こんなに集中して
届くとは思いませんでした。その収穫は、以下のとおりです。
・ みすず 読書アンケート号
読書アンケートとしては、国内で最高のもの。一年で最大のお楽しみ。これが
４百円でおつりありです。（送料込みで） ほんとにもったいないほどのすごさ
で、読むのがもったいないという気分になります。いまだに入手できない方の
ためにネタばらしは控える事にしましょう。
・ 虚無への供物 塔晶夫 講談社 ６４年
いまから４０年近くも前に、京都左京区 元田中の古本屋であまり程度の
よくないものを一度手にしたことがありました。あれはどうして購入しなかった
のか、いまは記憶がはっきりとしないのですが、たしか当時の値段は３千円くらいで
ありました。それから、まったくこの元版は手にする機会に恵まれずでしたが、
ネット古本屋のありがたきかなで、検索したらたったの３千円で確保することが
できました。奥付が昭和３９年２月２９日第一刷発行となっているのですが、
これも２月にかかわる本でありまして、小生の誕生月というのは、インフルエンザが
流行さえしなければ、なかなかよいものであります。
